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2007年12月09日(日)

●追慕

夕暮れ迫る冬の海
砂に足を取られながら
波打ち際に辿り着いた

同じようで違う波の音が
時間という概念を忘れさせ
思い出という海にトランスしていった

………

頬を撫でた冷たい風が
時を元に戻しながら睫毛を濡らした
確かに生きていた僕を残して
流れ着いた枝を避けながら歩き出す


また、逢いに来るね

2007年02月09日(金)

●泣けない

泣けない
こんなに悲しいのに
言い表せない不安が
頭の中を埋め尽くす

泣けない
泣くことができない
救いようのない孤独が
音もたてず今夜も…

眠りの浅さに苛立ちを覚え
ただ目覚し時計がなるのを待つ朝

2007年01月19日(金)

●瞬く間

大きい寒空に浮かぶモーターパラグライダー。

端から端まで伸びるとても長い一本の飛行機雲。

下から見る私。

ゆっくりとパラグライダーと飛行機雲の距離が縮まる。

そして。

テイクオフ!

雲のボードに乗ったサーファーに見えた。

一瞬、時が止まったように感じた…。

またゆっくりと距離が離れていった。

ん?

そこ飛んじゃいけないとこじゃ??

2006年11月06日(月)

●Dove

[human side]

俺の職場にゃ 鳩が飛ぶ
我が物顔で 鳩が飛ぶ
当然するモノ 落ちてくる
掃除するのも 考えず

君はほんとに平和の象徴かい?
僕は鳩手当てを貰えないのかい?

今日も職場にゃ 鳩が飛ぶ
新沼謙治を 呼んどくれ

せめて俺には 落とさずに

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2006年10月06日(金)

●雨に濡れても

雨がザーザー 降ってるよ
風がビュービュー 吹いてるよ
合羽長靴 身に着けて
おまえを散歩に 連れていく

台風並みの 荒れ模様
道はほとんど 水たまり
いつもは人気の 土手なのに
人っ子一人 いやしない

Oh なのにおまえは何事もなく
Uh 腰を落として何かを振り絞るよ

こんな日に限って おまえは
いつもより 興奮気味
荒い息づかいは 白いけど
秋を感じる 余裕はない

Oh 薄手の生地は水を通し
Uh 俺の股間はぐっちょぐちょ

こうなるともう 何もかもが楽しい
ブルブルとただ 水を飛ばされ

ゆっくりと 家へ帰ろう
ごはん あげるから…げん